ミホノブルボンは食事を開始する。
効率的なエネルギー補給のために。
かんぴょう巻きを一定速度で
黙々と口に詰め込んでいたのだが――
「ブルボンさんの作った
かんぴょう巻きは美しいですね。
完璧な円柱形です」
「均等な力加減に注意して巻きました。
よろしければ、お1つどうぞ」
「ありがとうございます。いただきます」
「ブルボンちゃん、
よかったら私のテリーヌと交換しない?」
「私のからあげも食べてみてください!
定食屋さんをやっている両親直伝です!」
「私が爆速で作ったサンドウィッチも、
ぜひ!」
「……皆さん、ありがとうございます」
料理を受け取ったミホノブルボンは、
静かに微笑む。
(今のやり取りにより、
特別なエネルギーの充填を感知しました)
(皆さんにも、ステータス『楽しい』を
獲得してほしい。
ただ、私に実現可能かは不明……)
ミホノブルボンは思わず口を引き結ぶ。
――しかし、他の4人を見て、
再び頬を緩めた。
「このエネルギーに大事なのは、
……現在の『素直な笑顔』だと推測。
ミッション『元気をお返しする』を
開始します」
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【ミホノブルボン】
4月25日生まれ
身長:160cm
体重:増減なし
B/W/H:86/54/87
学年:高等部
所属寮:栗東寮
CV:長谷川育美
【出典】
ウマ娘 プリティーダービー
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