「嗚呼、ボクを目にした太陽が、
あんなにも顔を赤らめてしまった!」
「ふふ、無理もないね。
この宇宙で最も美しい存在。
それこそがボクなのだから!」
「世界をあまねく照らす太陽よ、
誇るがいい。ボクという存在と
共に写る栄誉をね!」
「さあ、ドトウ! 始めようか!
いずれ世紀末覇王へと至る、
偉大なるボクの写真撮影を!」
「は、はい~……!」
デビューして間もないテイエムオペラオー。
そんな彼女の宣材写真を撮るために
選ばれたのがメイショウドトウだった。
「テーマは無論、『世紀末覇王』!
どうだい、この威風堂々たるマントは!
覇王の荘厳な魅力が溢れているだろう!」
「い、いつもより眩しく感じます~……!
過去の聖蹄祭で使われた衣装を
さっと借りてこられるだなんて
さすがオペラオーさんですぅ」
「では撮っていきますね~……?
ええと、どの角度から撮れば……
……って、わ、わわわわっ!?」
メイショウドトウはうっかりつまずき、
カメラは宙へと舞った。
慌てた彼女は
ダイビングキャッチを試みて――
「ぷべっ。……はわわ、す、すみません~!
危うくカメラを
壊してしまうところでしたぁぁ!」
「でも、なんとか死守しましたの、で……
ひぃいいいい~~~っ!!
れれれ連写になってるぅ~~~!?
すごい枚数撮れちゃってますぅ~~~っ!」
「おや……? ――でかした、ドトウ!」
最上の1枚が撮れているではないか!
――見たまえ、この燦然とたたずむボクを!
天地開闢以来紡がれてきた歴史の中でも
これほどの至宝はなかっただろう!」
「心からの賞賛を贈るよ、ドトウ!
ボクの最も尊く美しい瞬間を切り取るとは、
さすがは我が宿敵! はーっはっはっは!」
「お、オペラオーさん……!
はわ……お、恐れ多いですけど……
うれしいですぅ……!!」
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【テイエムオペラオー】
3月13日生まれ
身長:156cm
体重:常に完璧(自称)
B/W/H:76/55/80
学年:中等部
所属寮:栗東寮
CV:徳井青空
【出典】
ウマ娘 プリティーダービー
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