「ん?あの子は一体どうしたんだい?」
――う、うっ。お母さん……。
「ど、どうしましょう。
この子、親御さんとはぐれたみたいですぅ」
「はーっはっはっは!
ならば! このボクに任せたまえ!」
『諸君!! ここにいる子どもは
このボク――悪魔王が預かった!』
なんだなんだ? 新しい催しか?
おっ、なんか面白そうなことやってる~!
ねえねえ、あっち見に行こうよ!!
「はわわわわ!?
す、すごくすごく注目されていますぅ……!
お、オペラオーさん、一体なにを……!?」
「ボクたちだけで即興劇をやるのさ!
この子をボクがさらう! ドトウが救う!
そうすると、この子も目立つだろう?」
「さあ! 上演といこうじゃないか!」
「え、ええ~!
うんと……ええっと!」
『諸君!! ここにいる子どもは
このボク――悪魔王が預かった!』
『――反逆の番犬、ドトベロスよ!
このボクからこの子を救い出してみよ!』
『……あ、悪魔王!
その子を返してください! でなければ!』
『で、でなければ……
えっと、悪魔王をその……なんというかぁ』
――お姉ちゃん!頑張って!
「――!」
『あ、悪魔王だろうと、わ、私は――
私は……!』
『貴方を――倒しますよぉ』
『――!
フッ……ああ、いい心意気じゃないか!
受けて立とう! 反逆の番犬よ!』
あの人だまりは――あら、劇だわ……!
あの子がどこかで見ているかも……。
――あ、お母さんっ!
あたし、あたしっ! ここにいるよぉ!
「っと、これにて終幕!
ボクたちの役目は、ここまでさ!
諸君! 集まってくれて感謝するよ!」
もう終わりか?
ここからじゃないのか?
「続きは諸君の心の中で紡いでくれたまえ!
これがボクたちの劇――
諸君とボクたちが繋ぐ、ひとつの物語さ!」
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【メイショウドトウ】
3月25日生まれ
身長:164cm
体重:一部微増
B/W/H:99/61/89
学年:中等部
所属寮:栗東寮
CV:和多田美咲
【出典】
ウマ娘 プリティーダービー
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