「ふぅ、終わった終わったぁ……!」
長いようで短かったライブが終わった。
滲む手汗と、ジンジンと残る痺れ。
余韻を味わう余裕なんてありゃしない。
なのに、ブライアンのやつときたら!
ステージであんだけ暴れたってのに、
涼しそうな顔しやがって――
「……アマさん」
つい不意をつかれちまって、驚く。
ブライアンが差し出したのは、
水入りのペットボトルだった。
「へぇ、アンタも
気が利くようになったじゃないか!」
「違う。手に力が入らん。開けてくれ」
「へ……?
……あっはっはっは! そうかそうか!
アンタも力を使いきっちまったわけかい!」
「うるさい……早くしてくれ」
「へぇへぇ……と言いたいとこだけど、
アタシも限界なもんでね」
「フ……まったく割に合わん。
ライブは当分お断りだ」
「ハハッ、同感だよ。
……当分は、ね」
ふいに立てかけたギターが目についた。
なんだい、恨めしそうに項垂れちまって。
ったく、まだかき鳴らしてほしいってか?
「安心しなよ。また一緒に騒ごうや」
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【ヒシアマゾン】
3月26日生まれ
身長:160cm
体重:微増(ノーコメント)
B/W/H:92/59/89
学年:高等部
所属寮:美浦寮
CV:巽悠衣子
【出典】
ウマ娘 プリティーダービー
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